
Synthese ジンテーゼ Vol.4
with 小原 仁(Amrit Shama)
Synthese(ジンテーゼ・ドイツ語)とは
辞書を引いてみるとヘーゲル弁証法で、
相互に矛盾する定立(テーゼ)と反定立(アンチテーゼ)とを
止揚(アウフベーヘン)すること、とあります。
個々、別々のものをひとつにまとめること、分析的な思考によってとらえられたいくつかの部分、
要素を結び合わせて統一的に構成すること、という意味です。
Synthese(ジンテーゼ)
統合(ジンテーゼ)
定立(テーゼ)

〈アウフベーヘン〉
反定立(アンチテーゼ)
OSHOの講和録を読みながら、OSHOの観点を参考にして
対話を通じて理解を深め、それぞれの人生を見直し、
それぞれにとって望ましい人生を見つけていき、
各自の人生のバージョンアップに向かっていく大きな助けになります。
月に一度のこの時間は、魂のジューシーな潤いになることでしょう。
※参加できない回には見逃し録画があります。
(期間中6ヶ月間の視聴可能です)
OSHOの本は、そのほとんどが彼が書き著した著書ではなく、
彼の講話が記録された講話集です。
詩のような美しい言葉がある一方で、政治や宗教といった時事問題、
果ては下世話なジョークに至るまで、彼の講話が一冊の本に詰まっています。
参加者全員で読みながら本の感想や、思わずつられて出てくる話題など、
沢山の分かち合い場となっています。
OSHOの日本語書籍の多くが絶版となっており、
彼の本との出会いも貴重なものになっています。
OSHOの臨在から生まれてくる真摯なシェアリングの時間は、
とても貴重な体験となるでしょう。

第4回目ジンテーゼは...
OSHO「セックスから超意識へ」
※毎回の資料はこちらで用意します。
翻訳:スワミ・アナンド・ニラーラ 出版:めるくまーる(1982)
私とOSHOとの出会い
私、小原 仁(Shama)は、大学教員を辞した後、1989年12月からインドに遊学、1991年4月帰国するまでPoonaのOSHOアシュラムをはじめ、インド各地を旅しました。PoonaのアシュラムでOSHOの死を直観したShamaは、「今、テイクサニヤスしなければ、OSHOから直接にテイクできない」と思いテイクサニヤス。それからほぼ一週間後(1990年1月19日)にOSHOは肉体を離れたそうです。
私とセラピーの関わりは.........
”私のセラピー体験は、17歳のときに出会った禅の瞑想、ヨガ、自律訓練法、森田療法から始まった。森田療法は、白隠禅をベースとしており、禅について深く学んでいるわけではないが、その体験的な影響は大きい。森田療法のキーワードである「あるがまま」という考え方、禅の「調身・調息・調心」、すなわち「身を調え」、「息(呼吸)を調え」、そうして「心を調える」という考え方は、私を身体志向(身心統合)的セラピーへ、トランスパーソナル志向(身心超越)的セラピーの道へと方向づけた。
その後、様々な理論や個人およびグループ・ワークの体験を経過して、現在は私の造語である「ホロノダイナミック・バランシング」をキーワードとして、全体性(ホロニック)、力動性(ダイナミック)、バランシング・プロセスを尊重しつつ、ソマトサイキックなアプローチとサイコソマティックなアプローチを適宜組み合わせ、日々の個人ならびにグループの臨床に取り組んでいる。”
「瞑想に入りやすくする為に、セラピーも積極的に取り入れた。多くのセラピストたちが、その新しい可能性を求めてOSHOのもとに集まり、セラピーを行うようになった。セラピーの目的は主に2つある。第1は怒りや恐怖、悲しみ、嫉妬などの抑圧された感情に向き合い、感情のブロックを取り除いて、エネルギーがとどこおりなく流れるようにすることである。第2は「ありのままの自分」を受け入いれ、〈気づき〉を高めていくことである。
意識変容を促進する手段として、OSHOは様々な瞑想テクニックを開発した。

ケン・ウィルバー『インテグラル・スピリチュアリティ』p120より
Syntheseでは.......
”瞑想 meditation”という言葉は、“薬 medicine”、“医学的な medical”などと同じ語源から来ていて、医学というのが医療的なものであるのと同じように、瞑想は、時には<医療的>ですが、主たる目的は、<(成長)教育的>で、瞑想者の内なる<分裂>を統合し、<全体>にし、健康にしてくれます。
しかし、私たちの中にいる「内なる批判者」が、あまりにも強くなり、<自己分裂>すれば、自己の<全体性>はこわれ、健康を失うことになります。
Syntheseでは、経験豊かな小原 仁のファシリテートにより、OSHO「セックスから超意識へ」を紐解きながら、人間生活のさまざまな領域(身体、心、精神、人間関係、社会、自然…)に、両者(内なる批判者と内なる被批判者)が分裂することなく、バランスよく、ダイナミックな相互作用を起こし、<成長>と<健康>を生成することを目的としています。
Schedule
ジンテーゼ Vol.4(全6回)
2023年7月スタート
[日時]
7月23日(日) 9:00〜12:00
8月20日(日) 9:00〜12:00
9月24日(日) 9:00〜12:00
10月29日(日) 9:00〜12:00
11月19日(日) 9:00〜12:00
12月24日(日) 9:00〜12:00
[定員]12名
[料金]¥55,000(税込)
[分割2回]¥30,000(税込)×2回
※分割でのお支払いも可能です(2回以上、ご希望の方はご相談ください)
[再参加]¥45,000(税込)
※参加できなかった回は、見逃し配信がありますが、できるだけオンタイムでのご参加をお願いします。
※参加者同士のシェアリングや資料の配信にはTeamsを使用します。すでにTeamsをお使いの方は、お申し込み時のメールアドレスをTeamsでご使用のものと同じにしてください。
Profile

小原 仁(kohara jin)
サニヤス名:Amrit Shama(アムリット・シャーマ)
Amurit = 永遠の eternal
Shama = 静寂 tranquility
関西大学社会学部卒業
関西大学大学院社会学研究科博士課程修了
1980~1986 関西大学准教授
1986〜 コハラワークス(小原身心統合教育研究所)創設・所長
1992〜 インナーピース協会創設・代表
1995 インナーピース協会をJBI日本バランシング協会に改称
2006〜 BIPS(Bio Integral Psychotherapy School):ディレクター、国内トレーナー
2006〜 立命館大学大学院 非常勤講師 担当授業-「応用人間科学特論」
2000〜2007 愛知国際病院にて,病院スタッフのカウンセリング、グループワーク、ホスピス・デスカンファレンス・スーパーバイザー
BIOSYNTHESISセラピスト養成講座(1993~1998)
(ASSOCIATED TO THE CENTER FOR BIOSYNTHEIS INTERNATIONAL-CBI SWITZERLAND)修了 DIPLOMA修得(1998.2)
EUROPEAN ASSOCIATION FOR BODY-PSYCHOTHERAPYよりボディサイコセラピストとしての資格認定を得る(2007)
他にも、大阪女子商業高等学校カウンセラー、京都府亀岡保健所ワーク、朝日カルチャーセンター講師(トランスパーソナル心理学)など。
カウンセラー養成コース、ボディサイコセラピスト養成コース、ボディワーカー養成コース、ブレスセラピー養成コース、セラピー理論コース等々の講師としての多様な経験を持つ